日本のタネと食を守る、ローカルフード法案が参議院で提出!
4年越しの悲願…日本のタネと食を守る「ローカルフード法案」が参議院で提出されました。ローカルフード法/条例の推進チームの創設メンバーの一人で国際ジャーナリストの堤未果氏がローカルフード法の必要性を詳しく解説します。
今、日本全国で、安全な食を誰もが食べられる社会の実現を多くの人が望んでいます。技術的にもそれは可能になっています。あと欠けているのは政策だけです。
健康や命、環境を守りたい思いはイデオロギーや支持政党を越えたみんなの共通するものです。私たちはその思いを大切に政党にこだわらずに行動していきます。
成功例から学びながら、地域から取り組むことで、大きな成果を上げることが可能になります。
今、地域から急速に失われようとしている在来種を含め、地域で重要な役割を果たしている多様なタネや苗を守ります。
急速に農家の数が減っています。農業をやりたい人は実は増えています。地域の食を守る政策を作ることで地域の農家を守ることは可能です。
輸入に頼った農薬や化学肥料、添加物漬けの食品ではなく、地域や近郊で作られたより安全な食を確保します。
子どもたちの学校給食を無償化して、農薬や化学肥料への依存を可能な限り減らし、オーガニックをめざします。
学校だけでなく、地域のマーケット、レストランもより健康と環境にいいものに! 地域の経済にも貢献できます。
地域循環型の食のシステムを作ることで気候変動を抑え、資源をめぐる争いの必要のない世界を作る基礎ができます。
4年越しの悲願…日本のタネと食を守る「ローカルフード法案」が参議院で提出されました。ローカルフード法/条例の推進チームの創設メンバーの一人で国際ジャーナリストの堤未果氏がローカルフード法の必要性を詳しく解説します。
2024年6月6日、参議院事務総長に対し、「地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案」(いわゆる、ローカルフード法案)を提出いたしました。提出にあたり、各政党関係者をはじめ、参議院法制局など関係部局の方々、そして有識者、農業従事者からも多大なご協力を賜り、本日法案を提出できましたことに深く感謝いたします。 続きを読む