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飛躍の時

 今、世界でこのローカルフードに基づく食を作る動きは急速に伸びています。 

世界での有機農家数の伸びクリックで詳細情報が現れます

 この20年間、世界で有機農業に携わる人の数は15倍以上に増えていますが、その中でもっとも増えたのはインドやタイなどのアジア、そしてアフリカ、ラテンアメリカの国々です。こうした地域では農家が地域でグループを作って有機農業への転換を進めています。そして、その農業が地域の経済を活発にさせる役割を担っています。

 このような動きこそが全人類の食料問題を解決する力になると科学者たちも太鼓判を押しました。そして国連FAO(食糧農業機関)もこれこそ国連が進める政策だと定め、国連総会も2014年以来、その推進を決定しています。

FAO Agroecology

 EUは農場から食卓戦略を作り、米国もグリーン・ニューディール政策の必要が叫ばれるようになりましたが、その背景にある動きはこうした世界全体の大きな潮流です。日本でもようやくその動きに対応する流れになりつつあります。今は大きく飛躍できる時なのです。

食の未来