つながる必要
地域の食の循環システムを作るためには、個々の消費者や農家だけの力では難しいものがあります。地域の企業や行政、国や地方政治とも連携することが重要になります。
今、うまく行き始めた地域では鍵となる人がいて、そうした広範な連携を作り上げてきました。市長さんであったり、自治体職員であったり、ママさんであったり、農家の人であったりします。もちろん、一人だけでできる話ではありませんし、一時的なものにしてしまうこともできません。
一歩、前に足を踏み出して、これまでつながってきていなかった人たちともつながり、議論を始めることがとても有効です。
地域で学習会や映画会を開いたり、地域の企業の協力を得たり、地方議会や国会に足を運んで、傍聴したり、陳情したりすることで、このローカルフードに基づく社会は作るきっかけが作れるでしょう。